焙煎直後のコーヒー豆を挽いてコーヒーをドリップすると、コーヒー粉が非常によく膨らみます。なぜなら、焙煎直後のコーヒー豆はガスを多量に含んでいて、お湯をかけることでコーヒー粉からガスが放出されるからです。つまりコーヒーをドリップしたときに膨らむのは、新鮮さの証だということもいえます。ちなみに、このガスは深煎りのコーヒー豆の方が多く含んでおり、浅煎りのコーヒー豆よりも良く膨らみます。

クラベ珈琲

焙煎直後のコーヒー豆は、時間の経ったコーヒー豆に比べれば十分美味しいのですが、ベストな味とはいえないところがあります。なぜなら、焙煎したてのコーヒー豆はガスを多量に放出するので、お湯とコーヒーの成分が触れ合うのを邪魔して上手く味わいが抽出できないからです。具体的にいえば、お湯が成分を抽出しないで通過してしまうので少々物足りないような薄い味わいや落ち着いていない味わいになります。 「コーヒーは新鮮さが大事」とはいっても、本当の焙煎直後はベストな状態ではないのです。

では、焙煎直後のコーヒー豆はいつが飲み頃で、どのように保存すれば良いのでしょうか。焙煎直後のコーヒー豆の味わいが落ち着いていないとはいえ、逆に焙煎から時間が経ってしまうとコーヒー豆は劣化していきます。また、焙煎直後のコーヒー豆はガスを多量に含んでいるということもあり、保存方法に気を配ることが大切です。

焙煎した直後の豆は、「ガス抜き」を行うためにしばらく放置しておきましょう。なぜなら、焙煎直後の豆を容器などに保存すると、ガスが放出されて袋がパンパンになり時には破れてしまうことがあるからです。お家で焙煎したコーヒー豆を保存する場合は、しばらくは完全にフタやチャックを閉めないようにしましょう。

だいたい 24 時間~48 時間でガスが抜けるので、その後はしっかり封をして空気に触れないように保存してください。

焙煎後 2~3 日後が飲み頃 焙煎から日が経っていないので劣化も進んでおらず、ガスが抜けてきてドリップもしやすい状態になっています。豆のままで保存してだいたい 3 週間は美味しく飲めますが、粉に挽いてしまうと 1 週間ももちません。焙煎直後はベストではないとはいえやはり鮮度は大事なので、なるべく焙煎したての豆を用意するようにしましょう。

  • 焙煎直後のコーヒー豆は美味しいが味が薄くなったり、落ち着かない味になってしまいがち。
  • 焙煎直後のコーヒー豆はガスを多量に含んでいるのでガス抜きをするためにしばらく置く。
  • コーヒー豆は焙煎から時間が経つと劣化してしまうので焙煎したての豆を用意するのが良い。

この記事を参考にして、焙煎直後のコーヒー豆について理解を深めて、より美味しくコーヒーを味わってくださいね。農産物である以上、鮮度が良ければ良いほど美味しいのは当然です。鮮度を重視する上、一度に大量の豆を焙煎するのではなく、オーダーをいただいてから、少量ずつ焙煎することが欠かせません

手焼き釜をアレンジしたオリジナルの焙煎機を使い、小ロットのオーダーに対しても焼きたての豆を出しています。BtoC の注文であれば焙煎したその日に出荷し、翌日には薫り高いコーヒーを飲んで頂くことが可能なのです。もちろん焙煎した直後のコーヒー豆は炭酸ガスを出しますが、このガス抜きをせずに出荷できることが、市販のコーヒーと格段に香りと味が違う理由なのです。残念ながら、鮮度良いコーヒーを味わったことのある方はまだまだ限られています。そもそも焙煎後の鮮度がコーヒーの味を左右することも知らない方が多いのではないでしょうか。

そんな方々が、焙煎したてのコーヒーを飲み、驚きそして喜んで下さることは何より嬉しいことです。

焙煎したての豆は、コーヒーとしてはベストな飲み頃ではありませんが、決して美味しくないというわけではありません。

焙煎したての豆は炭酸ガスを多く含んでいるため、抽出が難しく、味も落ち着いていない印象で、ものによっては焦げたような焙煎香が強く、本来の味わいが感じづらいものもあります。

焙煎したての豆を美味しく淹れるコツ 、蒸らしの時間を長めに設定

抽出の最初に行う『蒸らし』コーヒー粉から炭酸ガスを抜く工程

最初にガスを抜いてあげることで、その後の抽出がスムーズになり、狙ったとおりの味を引き出すことができます

焙煎から間もないコーヒー豆は、とても多くの炭酸ガスを含んでいますので、いつもより蒸らしの時間を 10 秒~15 秒ほど長く設定してみてください

蒸らし時間を長くして、しっかりとガス抜きを行うことで、その後の抽出がいつも通りに進行しやすくなります。ただ、蒸らしの時間を長くすることで、トータルの抽出時間も長くなりますから、過抽出にならいよう、全体の時間を考慮しながら調節する必要があります。

一般的に飲み頃は焙煎から 2~3 日後と言われており、豆の状態であれば 2~3 週間は美味しく飲めます 。

浅煎りの豆を提供しているあるスペシャルティコーヒーは、あえて焙煎から 2~3 週間後の豆を店頭に出しているというところもあります。浅煎り豆はコーヒーの油分が少なく酸化しにくいため、日持ちします 。

一般的に2~3日後が飲み頃と言われているのかというと、深煎りの豆の方が一般的で長く飲まれているからです 。

世の中に出回っているコーヒーの情報というのは、概して深めで焙煎された豆を基準にしていることが多いです。

そこのところに気をつけて、コーヒーを楽しみたいですね!

ただ、自宅で焙煎してあえてそれを好んで楽しむ方もいらっしゃいますね。

一般的には焙煎 3 日後くらいから 14 日後までが飲み頃とされています。

コーヒーの風味が安定する焙煎 3 日後から、香りの抜け始める 14 日後くらいまでという認識です。

スペシャルティコーヒーの風味を損なわない『焙煎後3日~14 日』を飲み頃の目安としています。

挽いてしまったら早めに飲むこと

ただし、上記の飲み頃期間が当てはまるのは、豆の状態で保存した場合のみ。

挽いてしまった場合は、表面積が大きくなる分、酸素と触れる部分が多くなり、劣化のスピードが急速にが早まります。スペシャルティコーヒーで特別な時間を楽しむためにも、

飲む直前に飲む分だけ挽くことができるコーヒーミルは、ぜひ持っておいてほしいところです。挽き豆をご購入の際は、お早めにお楽しみくださいね!